第一回EDHカード紹介 《燎原の火/Wildfire》
2015年7月11日 TCG全般
僕は土地破壊が嫌いだ。
僕は土地破壊が大嫌いだ。
抹消が嫌いだジョークルが嫌いだアポカリプスが嫌いだ。
この盤面を洗い流すありとあらゆるリセット行動が大嫌いだ
盟友の稲荷くん(そう、かの有名な「鳴動する大地に鋳造されし荒々しき灼熱の刃-Valakut,il Pinnacolo Fuso-」を世に放ち衝撃的なデビューを果たした彼だ)が突如として始めたEDHカード紹介記事(⇒http://9thtailmohumohu.diarynote.jp/201507110035473326/)に触発されシャッフルしてトップから捲れた 熟考に熟考を重ねて選び抜いた1枚のカードについて語ってみようと思う。
運命のいたずらか天が僕に示したカードは《燎原の火/Wildfire》。
そのテキストは
各プレイヤーは土地を4つ生け贄に捧げる。燎原の火は、すべてのクリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
哀れ地上は新たな灼熱地獄と化す!
稲荷殿の示すガチ環境の妨害の鉄則「軽い」の対を行くような赤ダブルシンボル6マナのソーサリーだ。重い。さすがにこの後コンボに取り掛かろうという気にはなかなかならない。
だがしかし間違いなく「致命的」な1枚だ。
僕はこのカードが通ればデッキを畳む。そりゃあもう優先権がぼくの元に来る前に片付け始める。
僕はリセットが大嫌いだ。誰しもが嫌いだろう。勝利のために積み上げた王国を薪の山に変えられるのは。
「みんな仲良く更地になって仕切り直しをしましょうね」
なんてつまらないゲームをするためにリセットを使う無粋な輩も少なくないけど、こういう致命的なカードは勝つためにこそ使うべきだと思う。
僕らは椅子に座って机を眺めるためにカードショップに来たわけじゃあないんだ。
そんなものは真のEDHとは言えない。
幸いこのカード(と大型版《破壊的な力/Destructive Force》や《壊滅/Devastation》)はアーティファクトが残る。PWも残る。他のどの色よりも芸術的且つ刺激的にアーティファクトを操り倒す赤ならば、勝つためにやることは一つしかない。
並べて並べて3ターン目(手番次第では2ターン目)くらいに打とう。次のターン勝つ気でいる《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》や《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》のマナクリや《繁茂/Wild Growth》のついた《トロピカルアイランド》を根こそぎ洗い流して色マナの出ない置物だけを転がして差し上げよう。あとエドリックも死ぬ。
構築環境では最速の色として名高い赤もEDHでは勝手が違う。速さで勝てないなら卓の皆様方には2ターンくらいゆっくりしていてもらおう。自分の1ターンで3人の2ターンが買えれば安いものだ。
長々と書いてきたが、僕がこのカードをこそ「赤単最強のリセット」と信じて疑わないのは《抹消/Obliterate》《ジョークルホープス/Jokulhaups》と違って「勝てる」リセットであるからだ。(《黙示録/Apocalypse》は放浪者で捲る以外はなんかもう論外だ)
そして《破壊的な力/Destructive Force》《壊滅/Devastation》はさすがにオーバーキルである。ターンの短いEDHでは4枚も6枚もおおよそ全てと変わらない。ダメージ量も4点もあればエドリックをはじめとした多くの統率者を屠ることができる。欲を言えば4マナくらいで全体2点と土地2枚のカードが欲しい。
《壊滅的な夢/Devastating Dreams》あたりは十分有効な選択肢だが…。
かなり大ぶりなアクションを要求される赤の濃いEDHにおける一妨害手段として、この《燎原の火/Wildfire》を使ってみてはどうだろうか。エドリックも焼けるし。
僕は土地破壊が大嫌いだ。
抹消が嫌いだジョークルが嫌いだアポカリプスが嫌いだ。
この盤面を洗い流すありとあらゆるリセット行動が大嫌いだ
盟友の稲荷くん(そう、かの有名な「鳴動する大地に鋳造されし荒々しき灼熱の刃-Valakut,il Pinnacolo Fuso-」を世に放ち衝撃的なデビューを果たした彼だ)が突如として始めたEDHカード紹介記事(⇒http://9thtailmohumohu.diarynote.jp/201507110035473326/)に触発され
運命のいたずらか天が僕に示したカードは《燎原の火/Wildfire》。
そのテキストは
各プレイヤーは土地を4つ生け贄に捧げる。燎原の火は、すべてのクリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
哀れ地上は新たな灼熱地獄と化す!
稲荷殿の示すガチ環境の妨害の鉄則「軽い」の対を行くような赤ダブルシンボル6マナのソーサリーだ。重い。さすがにこの後コンボに取り掛かろうという気にはなかなかならない。
だがしかし間違いなく「致命的」な1枚だ。
僕はこのカードが通ればデッキを畳む。そりゃあもう優先権がぼくの元に来る前に片付け始める。
僕はリセットが大嫌いだ。誰しもが嫌いだろう。勝利のために積み上げた王国を薪の山に変えられるのは。
「みんな仲良く更地になって仕切り直しをしましょうね」
なんてつまらないゲームをするためにリセットを使う無粋な輩も少なくないけど、こういう致命的なカードは勝つためにこそ使うべきだと思う。
僕らは椅子に座って机を眺めるためにカードショップに来たわけじゃあないんだ。
そんなものは真のEDHとは言えない。
幸いこのカード(と大型版《破壊的な力/Destructive Force》や《壊滅/Devastation》)はアーティファクトが残る。PWも残る。他のどの色よりも芸術的且つ刺激的にアーティファクトを操り倒す赤ならば、勝つためにやることは一つしかない。
並べて並べて3ターン目(手番次第では2ターン目)くらいに打とう。次のターン勝つ気でいる《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》や《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》のマナクリや《繁茂/Wild Growth》のついた《トロピカルアイランド》を根こそぎ洗い流して色マナの出ない置物だけを転がして差し上げよう。あとエドリックも死ぬ。
構築環境では最速の色として名高い赤もEDHでは勝手が違う。速さで勝てないなら卓の皆様方には2ターンくらいゆっくりしていてもらおう。自分の1ターンで3人の2ターンが買えれば安いものだ。
長々と書いてきたが、僕がこのカードをこそ「赤単最強のリセット」と信じて疑わないのは《抹消/Obliterate》《ジョークルホープス/Jokulhaups》と違って「勝てる」リセットであるからだ。(《黙示録/Apocalypse》は放浪者で捲る以外はなんかもう論外だ)
そして《破壊的な力/Destructive Force》《壊滅/Devastation》はさすがにオーバーキルである。ターンの短いEDHでは4枚も6枚もおおよそ全てと変わらない。ダメージ量も4点もあればエドリックをはじめとした多くの統率者を屠ることができる。欲を言えば4マナくらいで全体2点と土地2枚のカードが欲しい。
《壊滅的な夢/Devastating Dreams》あたりは十分有効な選択肢だが…。
かなり大ぶりなアクションを要求される赤の濃いEDHにおける一妨害手段として、この《燎原の火/Wildfire》を使ってみてはどうだろうか。エドリックも焼けるし。
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