第二回EDHカード紹介:《試作品の扉/Prototype Portal》
2015年7月18日 TCG全般
一発ネタにならず第二回となったこの”EDHカード紹介”、テーマは「アーティファクト」だ。
今回は《試作品の扉/Prototype Portal》(Pポータルとも呼ばれる)について話そう。
重い。なんだこのクソレアは。添付する画像探すのにも一苦労したぞ。
しかもなんかねてる間にケイに無限マナクリプトのネタ先出しされてるしけーすけさんに磁力のゴーレムのネタもとられてるし…。
いやいや、気を取り直して、カードの紹介に取り掛かろうと思う。このカードには無限の可能性が秘められているのだから。
数あるP-ポータル系カードの中でも最も応用範囲が広い(自社調べ)だが、その能力はいたってシンプル。インプリントしたアーティファクトをその適正マナを支払うことで唱えられるようにするカードだ。
基本的に設置したターンはテンポを損ない、準備のために消費されることになってしまう。
《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》と組み合わせることでこの隙をなくすどころか生産性を4倍に上げることができるので非常におすすめ。
多くの刻印系カードに言えることだが、「なにを刻印すればいいか」がこのカードを運用する上で最も肝心なことである。
EDHに置いて特定のカードのみを刻印するためだけに(一つのコンボのためだけに)カードを採用するのは、たとえ1撃で相手を仕留める物であったとしてもあまりお勧めはできない。「相方が来るまで手札で腐る」は高速化するゲームの中で1ターンスキップにも等しいのだから。
それでは《試作品の扉/Prototype Portal》のための、おあつらえ向き(それでいて単体で活躍する)カードを紹介していこう
1:マナ・アーティファクト
《太陽の指輪/Sol Ring》やMana Cryptといった
唱えるマナ<出せるマナ
なカードを刻印することでマナを一気に加速させることができる。
でも多分刻印しないで普通に置いた方が強い。
2:《雲の鍵/Cloud Key》のようなコスト軽減カード
同じものを並べる利点が大きいため、マナ・アーティファクトよりはやや現実的な選択肢と言える。例に挙げた《雲の鍵/Cloud Key》なら目当てのものが十分軽くなったら他のカードタイプを宣言すればいい。
3:《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
なんかもうここ
http://sleepingdog.diarynote.jp/201507180027591246/
でも触れられてるカットしようかと思わなくもないが、3とは逆に相手の足を止めるカードを増やす。
試作品の扉の運用上、必然茶単よりの構築になるはずなので対戦相手のマナだけを縛ってゆけるのは強力。蓋をした後はゴーレムによるビートダウンで勝つプラン。
時点として《からみつく鉄線/Tangle Wire》等も候補。
4:《通電式キー/Voltaic Key》
本体が軽く、刻印からすぐコピー生成できる。扉を起こして余ったマナの分だけ鍵が作れる。
鍵の応用について話すと記事がもう一つできてしまうし、わざわざ語るまでもないので割愛する。
5:《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
おそらく最も無難なパートナー。コピーにコピーを重ねることで最大限の柔軟性を発揮する。青なら《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせることで何者にでもなれる。
こんなところだろうか。ダレッティのようにPWを使うなら《ゲスの玉座/Throne of Geth》もおすすめできる。
余談だが、非常に悠長なコンボのパーツとしても一役買うことができる。
用意するものは《前兆の時計/Clock of Omens》と《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》。
そして扉に刻印するのは《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》だ。
扉タップでLEDを生成、これを指輪で倍化し一対のLEDを出す→時計でLED2つをタップし扉を起こす→LEDを生贄にささげる。
4枚コンボの有色無限マナだが、手札がなくなる。統率者から勝ちにつなげよう。
ちなみに《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》があれば刻印するものは0マナなら何でもよくなる。
また、《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》、刻印を《通電式キー/Voltaic Key》に変えるとあとは2マナ出るアーティファクトがあれば無色マナを無限に増やすこともできるなど、他のシステムアーティファクトや刻印先によって無駄に複雑様々なルートが狙えるのも楽しい所。
これらのコンボはデッキの中核に組み込むほど現実的なプランではないが、使用されるパーツはいずれも茶単系のEDHなら一考の余地があるものばかりであるため「たまたまそろった」なんてことが十分に起こりうる。
もし君が《試作品の扉/Prototype Portal》を使った愉快なコンボを閃いたら、ぜひ教えていただきたい。
付録1
例)愉快なコンボ
(クリプト刻印→バサルトブライトキーでクリプト2億個→世界混ぜ→平均5000万回コイントスして生きていられるかな?)
(掘り込み鋼刻印+格子+鏡の画廊→ズルゴ無限コピー→地平線を埋め尽くすメタル・ズルゴの群が!)
など。
付録2
有料通販サイト様http://www.luminous-foil.net/product/5857
今回は《試作品の扉/Prototype Portal》(Pポータルとも呼ばれる)について話そう。
Prototype Portal / 試作品の扉 (4)
アーティファクト
刻印 ― 試作品の扉が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にあるアーティファクト・カード1枚を追放してもよい。
(X),(T):その追放されたカードのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。Xはそのカードの点数で見たマナ・コストである。
重い。なんだこのクソレアは。添付する画像探すのにも一苦労したぞ。
しかもなんかねてる間にケイに無限マナクリプトのネタ先出しされてるしけーすけさんに磁力のゴーレムのネタもとられてるし…。
いやいや、気を取り直して、カードの紹介に取り掛かろうと思う。このカードには無限の可能性が秘められているのだから。
数あるP-ポータル系カードの中でも最も応用範囲が広い(自社調べ)だが、その能力はいたってシンプル。インプリントしたアーティファクトをその適正マナを支払うことで唱えられるようにするカードだ。
基本的に設置したターンはテンポを損ない、準備のために消費されることになってしまう。
《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》と組み合わせることでこの隙をなくすどころか生産性を4倍に上げることができるので非常におすすめ。
多くの刻印系カードに言えることだが、「なにを刻印すればいいか」がこのカードを運用する上で最も肝心なことである。
EDHに置いて特定のカードのみを刻印するためだけに(一つのコンボのためだけに)カードを採用するのは、たとえ1撃で相手を仕留める物であったとしてもあまりお勧めはできない。「相方が来るまで手札で腐る」は高速化するゲームの中で1ターンスキップにも等しいのだから。
それでは《試作品の扉/Prototype Portal》のための、おあつらえ向き(それでいて単体で活躍する)カードを紹介していこう
1:マナ・アーティファクト
《太陽の指輪/Sol Ring》やMana Cryptといった
唱えるマナ<出せるマナ
なカードを刻印することでマナを一気に加速させることができる。
でも多分刻印しないで普通に置いた方が強い。
2:《雲の鍵/Cloud Key》のようなコスト軽減カード
同じものを並べる利点が大きいため、マナ・アーティファクトよりはやや現実的な選択肢と言える。例に挙げた《雲の鍵/Cloud Key》なら目当てのものが十分軽くなったら他のカードタイプを宣言すればいい。
3:《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
なんかもうここ
http://sleepingdog.diarynote.jp/201507180027591246/
でも触れられてるカットしようかと思わなくもないが、3とは逆に相手の足を止めるカードを増やす。
試作品の扉の運用上、必然茶単よりの構築になるはずなので対戦相手のマナだけを縛ってゆけるのは強力。蓋をした後はゴーレムによるビートダウンで勝つプラン。
時点として《からみつく鉄線/Tangle Wire》等も候補。
4:《通電式キー/Voltaic Key》
本体が軽く、刻印からすぐコピー生成できる。扉を起こして余ったマナの分だけ鍵が作れる。
鍵の応用について話すと記事がもう一つできてしまうし、わざわざ語るまでもないので割愛する。
5:《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
おそらく最も無難なパートナー。コピーにコピーを重ねることで最大限の柔軟性を発揮する。青なら《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせることで何者にでもなれる。
こんなところだろうか。ダレッティのようにPWを使うなら《ゲスの玉座/Throne of Geth》もおすすめできる。
余談だが、非常に悠長なコンボのパーツとしても一役買うことができる。
用意するものは《前兆の時計/Clock of Omens》と《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》。
そして扉に刻印するのは《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》だ。
扉タップでLEDを生成、これを指輪で倍化し一対のLEDを出す→時計でLED2つをタップし扉を起こす→LEDを生贄にささげる。
4枚コンボの有色無限マナだが、手札がなくなる。統率者から勝ちにつなげよう。
ちなみに《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》があれば刻印するものは0マナなら何でもよくなる。
また、《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》、刻印を《通電式キー/Voltaic Key》に変えるとあとは2マナ出るアーティファクトがあれば無色マナを無限に増やすこともできるなど、他のシステムアーティファクトや刻印先によって
これらのコンボはデッキの中核に組み込むほど現実的なプランではないが、使用されるパーツはいずれも茶単系のEDHなら一考の余地があるものばかりであるため「たまたまそろった」なんてことが十分に起こりうる。
もし君が《試作品の扉/Prototype Portal》を使った愉快なコンボを閃いたら、ぜひ教えていただきたい。
付録1
例)愉快なコンボ
(クリプト刻印→バサルトブライトキーでクリプト2億個→世界混ぜ→平均5000万回コイントスして生きていられるかな?)
(掘り込み鋼刻印+格子+鏡の画廊→ズルゴ無限コピー→地平線を埋め尽くすメタル・ズルゴの群が!)
など。
付録2
有料通販サイト様http://www.luminous-foil.net/product/5857
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