MF常滑のサイドイベント統率者選手権・秋に参加してきました。

使用したデッキは不屈の巡礼者、ゴロス。コマフェス優勝のしもっち様式リストを参考に趣味チューンしたもの。勝てなかったからデチューンだったんだろう。

結果は4Rで負け負け勝ち勝ちの実績2/4の凡人。ボーダーまで1点足りなかった。とはいえ団子だったので仮に足りててもオポで落ちるのは避けられない。

ツイッターやDNでイきってるくせに結果の伴わない口先オンリーイベント常連のスパイク気取りな雑魚であることが露呈してしまったな。

覚えている限りの対戦レポ
第1R:エルシャ→ゴロス→マーウィン→ゴロス(Φ)
いるとは思ったけど初戦でネタが被るとは。
明らかにミスをして敗北。衰微構えてるのにマナを立てない痛恨のミスをしっかり咎められてゴロスに負け。同型相手に練度の低さを露呈した形になり大変恥ずかしい思いをする。ゴロスのは大変いい人だったのでラウンド後も度々雑談したり相互フォローになったりした。MFでEDHやるとこういう出会いがあるから楽しいよね。

第2R:スリヴァーの女王→アニマー→緑セルヴァラ→ゴロス(Φ)
妨害薄めの速度勝負になると予想、マリガンしてオープンリーチ4キルが関の山っぽかったので腹をくくったけどこれもしっかり裏目を引いた。
セルヴァラのコンボ始動をアニマーは止められたらしいのだけれど、結局そうすると席順で俺が勝ってしまうので無意味だなとの判断からスルー、セルヴァラ完走。1ターン遅らせてせて奇襲するべきだったのかもしれないけれど、妨害1枚ってことは結局遅らせた分のターンは回ってこなかっただろうし結局負けか。

第3R:マルチェッサ女王→ゴロス(Φ)→伍堂
負け負けから3人卓は残当。
マルチェッサの不快置物シリーズが火を噴き伍堂は沈静化。兜と伍堂がそろうも締め付け+盲従の影響下だと3/3が出てくるだけ。
ゴロスも結構きつかったんだけどマルチェッサが度々盤面を開けるので統治者貰ってちまちま土地を伸ばす。マルチェッサが生き埋めでウーズコンボを墓地に揃えるもマナ足りずターンが返ってくる。ネクロマンシーでウーズ貰って勝ち。

第3R:4th ゴロス(Φ)→マーウィン→トラ砕き→ギトラグ
時間いっぱい使った。全員が下家をけん制したり妨害刺したりで膠着、ドレイク使いまわしてトラシオスマーウィンでアドを取り続けるも攻め手に欠く。
カエルさんが無理筋不確定ループで時間使いきるのを諦めてターンを回してくれた残り40秒、ハルクトップして勝ち。どうせ目無しではあったんだけどハルク引けなかったときにほぼ勝ち確のマーウィンにターンを回す紳士さを俺は持てただろうか、とカエルさんの潔さを見て思う。

1Rは自分の甘えを咎められて負け、2Rは他プレイヤーの判断の結果負け、3Rは他プレイヤーの甘え咎めて勝ち、4Rは他プレイヤーの判断で勝ち。
見えてる情報が違う以上正解は結果論でしか語れない。1:1で互いに敵でも相手が想定通りに動くことなんかないのに3人いて操れるほど俺は人心掌握にたけていない。
基本的に妨害は最低限で押し付けていくようなジェネラル依存コンボデッキばかり使っていた昭和のEDHマンなので、最近のトラティムやイナーラみたいな妨害と柔軟性と速効性を兼ね備えたデッキは使うのも相手するのも苦手。正直そういう読み合い睨み合いから逃げてEDHに来たのに此処でもやらされるのかみたいな感情は結構ある。
そんななかトラティム*3を掻い潜って優勝したグレンゾはすごい。決勝は観戦してて面白いゲームだった。卓のプレイヤーはしんどそうだったね。

コマンドゾーン入場料が4000円、それとは別に参加費が3500円とかなり高めの金額設定だったこと、カジュアル向けの交流会イベントが併催されていたことも手伝って下位卓まで行っても殺意の高いデッキが多かったかな?以前から楽なゲームにはならないだろうと思っていたし実際その通りだった。逆に言うとカジュアル勢が養分にされることもなかったわけで住み分けは上手くできていたんだと思う。


で、今回使った凡人改悪版Φ式ゴロスハルクで採用していたコンボルートがちょっと褒められて気分がよかったのでまとめます。

A.基本ルート(インスタントウィン)
前提 (1)(U)と対戦相手の場にアーティファクト+エンチャントが2枚
1.ハルクから《波止場の恐喝者》《呪文探究者》《臓物の予見者》を戦場に。
2.恐喝者から宝物が2つ、探究者から《帰寂からの帰還》をサーチ。
3.予見者で恐喝者を生贄にした後、宝物2個から(W)(W)を加え帰寂でハルクと恐喝者を戦場に。
4.ハルクを生贄に《永遠の証人》《血の芸術家》を戦場に。
5.証人で帰寂を回収
6.以後、帰寂で証人と恐喝者を戻し続け、芸術家でライフを吸いつくして勝利

B.ソーサリールート
前提(1)(U)(B)と対戦相手の場にアーティファクト+エンチャントが2枚、ライフ8
1.ハルクから《堂々たる撤廃者》《呪文探究者》《臓物の予見者》を戦場に。
2.探究者から《再活性》をサーチ。
3.再活性でハルクを釣り、予見者で生贄に《波止場の恐喝者》《幻影の像》《血の芸術家》を戦場に
4.像は探究者のコピーとして戦場に出し、《帰寂からの帰還》をサーチ
以下A.と同じ

利点
インスタントウィンが可能、恐喝者の条件がファクトエンチャ2枚と少ない、コンボ専用スロットが実質ハルク+閃光+予見者のみでスロットを圧迫しにくい。
(帰寂はゴロスの疑似ブリンクやリセットのリカバリーとして使用できるため、ギリギリ”専用”ではない評価)
開始が(1)(U)(W)(W)ならば撤廃者絡めたインスタントウィンができる。
恐喝者が宝物を3以上出せるなら無限マナに入れるため、ファイレクシアの変形者+幻影の像を永遠の証人として戻し続けることで無限に呪文が使える(今回はこれで《法務官の掌握》を使い倒して実績達成を狙った)

欠点
無のロッドや法の定め、減衰球の影響を受ける。
波止場の恐喝者、永遠の証人、呪文探究者みたいな単体で優秀なカードを使い捨てにしづらい。
相手の場にファクトエンチャが2枚は必須なため先手1キルができない。

欠点への評価
空いた枠に除去を増やせたので、妨害置物をよけてスタートできる目があり見た目ほど致命的でない(そもそも速攻で決めなきゃいけないモノでもないので、誰かがどけるまで待つことも可能)。
恐喝者は先起きすると警戒されて不利が付きやすく、2~3マナジャンプしてとるアクションもないため温存していい(相手が恐喝者先起きしてトレジャー放置する甘えを咎められるし)、探究者はコンボ始動、証人はコンボリカバリー用なのと、どっちかいればまあ何とかなるので大丈夫。
先手1キルは滅多にないのでそもそも検討する必要がない。

使用感
欠点も明確にあるけどそれよりもヒバリみたいなコンボ以外どうしようもないカードを減らして妨害や実績用カードを入れたかった(のと、着想時点では多分ネタ被りしてなかったコンボで勝ちたかった)ので本採用。勝てなかった理由はそこじゃないと思うので何とも言い難いけれど、欠点に挙げたような状況にはひとまず陥らなかった。

ゴロス全体としてはやることがないな~ってターンが結構発生するので小アドを稼げるようにしたい。ゴロス、アズカンタとか裏面で持ってきてくれ。


コマンドゾーンはオンデマンドチケット3枚に場所の保証がついて3日で1万はかなり満足感あった。オンデマンドも景品の取り合いじゃないから変に気負わなくていいし、チケットでも変わらず2パックとプロモ土地ももらえるしプロモの太陽の指輪もかっこいい。一度4人で揃っちゃうと卓の面子の流動性が低いなってのは感じたから、そこが改善されればもっとよくなりそう。今後も継続的に設置してほしい。

ゲストプレイヤーとは結局同卓しなかったのが残念。もう少しカジュアルなデッキを用意する時間さえあればなあってところだけど、ネタがまとまらなかったね。

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